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東京都新宿区のマンション地下駐車場で消火設備から二酸化炭素(CO2)が放出され、男性作業員4人が死亡した事故を受け、東京消防庁は23日、CO2の消火設備がある都内の建物で緊急安全指導を実施し、対策の徹底を呼び掛けた。 東京消防庁によると、管内には同様の消火設備が設置された建物は約3500棟あり、6月末までに全ての建物の関係者に指導する。 指導は港区の事務所ビルで、CO2の消火設備の管理者を同席させて実施。設備付近で工事などをする際は、設備に熟知した消防設備士や消防設備点検資格者を立ち会わせ、消火剤が放出されない措置を講じるよう注意喚起した。